Football’s coming home (ACLプレイオフ 東京vsセレス・ネグロスFC)
謹賀新年2020
「雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ、ソシテ東京スタジアムノ水溜リピッチニモ負ケズ」
フィリピンリーグ王者(プロ化以降3年間ほぼ負けなしと言うよくわからない強さ)セレス・ネグロスFCとACL本戦出場を賭けたプレイオフは、室屋とアダイウトンのゴールで2−0で勝利。
セレスはクラブオーナーが保有するバス路線の名前、ネグロスは本拠名(ネグロス島)。それゆえ現地報道の愛称は「Busmen」。つまり相手は「国際観光バスFC」と考えれば勝って当然な慢心気分でロックンロールですが、「ボールが転がらず水たまりで止まる」という状態だと、「怪我せず勝てた」だけで万々歳。
あとジョニーとか中華鍋とか、ACLらしさが帰ってまいりました!
パパー?? pic.twitter.com/lwyHZ8TwAS
— ジョニー&ビーグッド (@JonnyWorldOrder) 2020年1月28日
ACL2020プレイオフ 東京vsセレス・ネグロスFC アダイウトンのチャント(中華鍋の調べと共に)
ケンタデストロイモード(君が泣いても殴るのはやめない)
この試合だけで3トップガー連動性ガーと言うのは、慌てる乞食は貰いが少ないを体現している。
ただ今年補強した 固いうどん アダイウトン と ヤザーの輪廻転生 レアンドロ を見ていると、「細かいことはどうでも良くて、とりあえずフルボッコで勝つ!相手が倒れても殴り続ける!なんなら二度と東京に立ち向かわないレベルのトラウマを植え付ける」というケンタデストロイモードが今年は導入される、と理解した。
こ…これが勝者のメンタリティー!!!
ファイブレーンとかゼロトップとか言う小洒落たディナーじゃなく、日本人なら白米としょうが焼きで腹いっぱいになれ!味噌汁とお新香もあるぞ。ほらお前ら好きだろ?、という心の声が聞こえてきました(誰の?)
唯一気になったのは、林の不安定な飛び出し。林は事前準備に秀でたタイプのGKで、咄嗟の判断や動き出しについてはまぁアレなタイプ。負傷中のつよぽんに変わり、CBはオマリ先発、しかもオマリが左利きの関係で森重が右に配置転換というハンデがあったにせよ、前半は何回かヒヤッとするケースがあった。CBとの連携については時間が解決するかもしれないけれど、ACLの舞台では不安要素になるかも。
TOKYO YOUNG GUNS
先発に原大智、安部柊斗。控えに紺野と中村帆という楽しみすぎでドキがムネムネしちゃう試合のメンバー。東京が強くなるタイミングは、若手選手が伸びてくるタイミングだから、今年最初の公式戦でこれだけ若手が入ってくるのは、期待しかない。
特に安部柊斗はピッチコンディションをものともしない奮戦ぶりで、橋本拳人との仁義なきレギュラー争いが期待できる。去年のこの時期に名古屋に去ったヨネの穴はもはや過去のものとなった。