FC東京(2回目の)世界制覇への道
アジアへの扉は珍道中がよく似合う
ACL2020予選ステージ、アウェイ蔚山現代戦はいよいよ明日(本稿執筆は2020/02/10)。
普段の善行が足りなかったのか、単に奥さんが怖いのかの真相は闇の中だが、仲間の珍道中を指を加えて見ている不肖ワタクシの胸にこだまするのは「いよいよFC東京(2回目の)世界制覇への道が始まった」であります。
マサキのエアプサン予約がうまくいってなくて11時発の便から18時発の便になるかもというアクシデント。幸先良く東京始まったな感がある(試合には間に合うのが不幸中の幸い) pic.twitter.com/XCN3ULH2Ak
— 中坊 (@tyuu__bou) 2020年2月10日
アクシデントというかマサキがそもそも18時発の便を誤って予約してただけということことがわかりマサキらしさ感全開。
— 中坊 (@tyuu__bou) 2020年2月10日
旅行代理店に電話し振替依頼してるが焦りから汗の量がやばい。数少ない毛根が死ぬ😭
ちなみに「なんか酔っ払って予約したんで、予約番号するらよく覚えてないんすよー」って土曜日に言ってたw
— AOA課オリンピアトーキョー (@gasmenjp) 2020年2月10日
もーマサキー(笑)
— ∵ (@tonotokio) 2020年2月10日
さすがまさき。
— くまま (@kumama0722) 2020年2月10日
ただの時間間違いだとわかり爆笑してる
— 吉崗👑惠🤢🤮 (@yutakatueeee) 2020年2月10日
ACL優勝>>>> 日韓問題(主にエアプサンの対日感情)>>>(アデランスの壁)>>>マサキの毛根
— AOA課オリンピアトーキョー (@gasmenjp) 2020年2月10日
山田さんが高速の休憩所に取り残された伝説を超える伝説を、いま僕たちは目にしているのかもしれない・・・!!!!
最後の抵抗 pic.twitter.com/LkE1p3i863
— 吉崗👑惠🤢🤮 (@yutakatueeee) 2020年2月10日
マサキ
— 中坊 (@tyuu__bou) 2020年2月10日
「やった!!代理店に連絡して振替できた!釜山行ける!」
失ったカネ -7,000円
死んだ毛根 -7,000本
おもしろさ プライスレス
第二トラブル発生。
— 中坊 (@tyuu__bou) 2020年2月10日
焦りすぎたマサキ、スマホを失くす。問い合わせたら、必死で交渉してたエアプサンのカウンターにスマホを落としてた。
トラブル解決直後に重ねてやらかすあたり、FC東京の不運を一身に背負った感ある。 pic.twitter.com/Rp7Vdi476a
「18:00予約だけど11:00の便に載せろ!」とコミュ障気味の日本語で喚き立てるmskに対応してくれたエアプサンの係員さんの度量の大きさは、東海よりも深く大きなものやで。
— AOA課オリンピアトーキョー (@gasmenjp) 2020年2月10日
ついでにその心の広さで勝点3もください。
最高の笑顔と共に帰還!行くぞACL! pic.twitter.com/lleZhbpnss
— 吉崗👑惠🤢🤮 (@yutakatueeee) 2020年2月10日
FC東京(1回目の)世界制覇
この時点までで東京が獲得した国際タイトルは名将イルレタvs名将ハラヒロミが己の全知全霊を賭けて雌雄を決した「ファンアクーニャカップ」のみ。梶山のリアソールキャノンが死闘に終止符を打ちその瞬間世界が光と祝福に包まれたのは、東京都指定の教科書にも載っているとおり。
https://www.fctokyo.co.jp/game/1085
そして世界中のクラブチームが渇望して止まない「The Title of the titles」と呼ばれるスルガ銀行チャンピオンシップ(通称コパスルガ)優勝を賭けてチリ代表のリガデキトと対戦したのは2010年の夏。
普段アジア圏に所属している我々が、南米クラブと国際タイトルを賭けて本気で戦うなんて機会なんて、一生涯の中でもそう多くあるものではない。しかもホーム開催の一発勝負。据え膳食わぬは男の恥。蒸し暑い真夏の平日夜に国立競技場に駆けつけた阿呆どもは、「スルガを取って世界一〜♪」とギンギラギンにさりげなく歌い続けた。
当時の先発メンバーを改めて見ると、リカルジーニョ*先発の時点で「おい城福やる気あんのか!」と問い正したくもなるけれど、10年前にもそう思ったかは記憶が定かではない。
*リカルジーニョ 獲得に尽力した強化担当者が後日市中引き回しの刑に処されたという伝説を持つブラジル人選手。その華麗なプレーを見た者は「インド人よりも下手なんじゃないか」とすべからく思ったと言う。
神様仏様大黒様
リガデキトに2-1とリードされて世界一の座が離れていく…との思いが頭をよぎりそうになった後半アディショナルタイム、大黒がよくわからない体勢で蹴り込んだボールがよくわからないままゴールネットに吸い込まれた。
This is HENTAI GOOOOOOOOOOOAL!!!
長い間東京の試合を見ているけれど、「よく分からないけれどなぜか入ったシュートを選べ」と言われたら、間違いなくこのゴールを選ぶ。神様仏様大黒様。
「FC東京相手に国立競技場でPK勝負」という「ビキニ姿の篠崎愛ちゃんのプルンプルンを目の前にして指一本触れてはならぬ」級の厳しい状況に追い込まれたリガデキトは、こうしてコパスルガの栄冠並びに世界一クラブの名誉を東京に奪われたのだった。
2回目の世界制覇に向けて
2020年のACLを制覇すれば、クラブワールドカップに参加できる。クラブワールドカップで優勝すれば、東京は世界一のクラブになり、2回目の世界制覇を達成する。
国内リーグ制覇童貞が何を戯事をと思うか、「まぁ鹿島や浦和だって決勝まで行ったり優勝してんだから東京だってできるだろうし、そのために自分は応援するだけ。決勝でアルなんちゃら倒せばいいんだろ?待ってろヒョンス」と思うかはあなた次第。
しかも大事なことは、来年2021年開催よりのクラブワールドカップの形式がかわり、今年のACLチャンピオンチームは自動的に出場権を得る。こんなチャンスなかなかあったものではない。
「スルガを取って世界一だって(笑)」と鼻で笑う者はそもそもコパスルガをとったことがない者が大半だし、そんな周りの雑音を気にするぐらいならば自分を信じていれば勝利はついてくると思っていた方が人生は楽しい。